じいちゃんが死んじゃった。わたしの誕生日に死んじゃった。電話で知らせてくれた叔母の第一声は「誕生日だよね。おめでとう」で、それはどこかうつろな声だった。次いでかけてきた母も「ごめんね。誕生日なのに」といったけれど、わたしの誕生日なんてこれ…
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