ゆめうつつ

夢をよくみる。家にGが出てあわてふためく夢、おっきなマンションに住んでる夢、内科で病名を宣告される夢、髪をばっさり切ってベリーショートにする夢。ほかにもよくおぼえていないけど長い夢もみた。いくつも。もうどっちが夢でうつつだか、わからなくなるくらい。

好きな人も毎晩夢に出る。夢のなかのあたしは、彼と楽しく飲んでいたり、ドライブに出かける彼に涙目で「あたしも連れてって。」とすがっていたり、彼の胸板をぼかすか叩きながら「どーして連絡くれないんだよう!」と震える声で責めたてていたりする。同じひとの夢を毎日みるなんてはじめてだ。あたしの彼に対する恋心はなんてわかりやすいんだろう。

夢のなかで毎日会えるなら、あたしは現実なんかより、夢の世界に生きていたい。彼の夢から目覚めたあとは、ついつい二度寝。もう眠くもないのに眼をぎゅーっと閉じて、枕に顔を埋める。見せてよ、もう一度会わせてよ。お願いだから。

まあばかですね。ばか。好きなんだったらひとみをこじ開けて、現実の彼を見なくちゃいけない。夢の中の彼は彼なんかじゃない。



先日のぐちみたいな日記に、たくさんのすたー、励ましのメッセージ、ありがとうございました。うるるんしました。
やっぱりあたしは好きなひとをあきらめきれないみたいです。
いま彼は仕事がひどく忙しいらしいので、それがひと段落するまでは、じっと連絡を待ってみようとおもいました。今はきっと忙しいだけ、余裕ができたらきっと連絡をくれるはずなんて、しつこく希望をもってしまうあたしはどうしようもなくばかで、都合のいいおんなで、でもそういう自分がちょっと好きだななんておもってみたりしました。やっぱりばかです。