余計な、お世話

ひとりですごす日ようび、出前をとった。
ちょっとふんぱつして、ひつまぶし。
はなうたまじりにふたをあけたとき、思いだした、
ここの出前は、あなたとふたりで取ったことがあったって。
こういうとき、どういう気持ちになるかとか。
あたしの住むしずかな住宅街に、バイクの音がひびくとき、
あの街のナンバーのfitを見かけたとき、
ハンバーガーを食べるとき、
引き出しのおくに、男もののくつ下を発見してしまうとき、
あなたの口ぐせが口をついて出てしまうとき、
あたしがどういう気持ちになるかとか、
あなたはずっと知らなくていいから、
あたしの知らないところでどうか、しあわせになってください。

もう、はっぴーばーすでいだって言えないけど、言わないけど、
そんなことを勝手におもっているです。