こんにちはアラジン

寒さに弱いです。
寒さにこごえているのがほんとうに苦手。
暑いよりは寒いほうがいい、寒くなればなるほど身体の具合がいいなんていう人もいるけれど、
わたしは暑い夏のほうが楽しく、強気でいられるたちで、
秋の気配がしはじめる時点でその強気がしぼみはじめ、
いよいよ気温が一桁にもなるとどこかに消えうせてしまうようなのです。
活動期は春と夏で、秋から冬はちぢこまった亀のようになるのが毎年でした。
しごとには行くけれど、そうでないときはからだの上にひざかけや毛布を重ねてひとところを動かず、
それでもなおこごえて小刻みに掛けものの重しを揺らしているのでした。
そんな生活を送っていると背中は丸まり凝り固まって、気までも滅入ってしまうので、
これではいけない、冬もほかの季節とおなじくらい動き回れるようにならなくては。
と裏起毛のスウェットやら、重ねばきの靴下やら、おやすみ手袋やらの防寒小物を集めはじめて数年になります。


足の冷えがとりわけひどいので、とにかくあたたかい靴をと試してみたこのブーツが昨年のヒット。

BEARPAWのリアルムートンブーツ。
これは本当にあたたかいです。
フェイクムートンは何足も履きつぶしてきたけれど比じゃないです。
なにがなんでもBEARPAWがいいというこだわりがあるわけではなく、
このブーツでリアルムートンをはじめて体験して感動したというだけなので、
ゆうめいなuggでもemuでももちろんすばらしくあたたかいと思います。
これをはいているとほかは手うすになってもへいきなくらいなので、
冷えは足元から。というのはほんとうなのだなあと実感した次第です。
まえの冬にはきすぎてぼろぼろになったかかとを夏のうちに修理してもらいました。
今年は10月から出動させています。


そして今年のヒットがこれです。

アラジン 石油ファンヒーター ホワイト AKF-DL488N-W

アラジン 石油ファンヒーター ホワイト AKF-DL488N-W

石油ファンヒーターはじめちゃいました。
毎冬エアコンをつけても部屋が寒く、電気ヒーターで補助しても一点集中型のあたたまりかただわ、乾燥するわ、
なのでどうしてだろう、建物の気密性の問題なのかな…と考えたのですが、
祖父母の家なんかはすきま風のある木造家屋なのに居間だけは顔が赤くなるほどいつもあたたかかったことを思いだしまして、
ああそうだ、あの居間には石油ファンヒーターがあったんだ。
わたしが買うべきは石油ファンヒーターだ!
というわけでネットで検索していちばん格好良かったアラジンのこのモデルを発注しました。
10月あたまに。(寒がりの冬は10月からはじまっています。)
大正解でした。
このモデルはルーバーがついていて、温風がまわりづらい足元をまっさきに、それも執拗にあたためてくれるのです。
燃えはじめるのに2、3分かかるものの、はじまってしまえばあたたまりが早い!
エアコンやヒーターとはあたたかさの質がまるで違うように感じます、なんというか、
あたりまえのことを言いますけれど、油が燃えているあたたかさなんですよね。
リビングに石油ファンヒーターがあると思えば朝ふとんから出るのもこわくないし、
寒い寒い外に出かけているときでさえ「家に帰れば石油ファンヒーターが……」と思えるので、
石油ファンヒーターのたのもしさは半端じゃないです。



たのもしさ。
それなんだなあと思うのです。
それを買っているなあと。



むかしは生活を豊かにしていくことになんか興味がなかったです。
シャワーが浴びられてレンジを置けて布団が敷ければそれでよかったです。
生活感のないひとと言われることがうれしかった。
なくてもなんとかなる生活品に余分なお金をかける意味がわからなかったし。
お金をつかうなら、人の目にふれる部分。洋服につかっていましたね。
ペラペラであたたかくなくて、見栄えのするやつ。



でも、
部屋は快適な温度に保たれて、冬でも手足をまっすぐに伸ばしていられる。
そういう自分でいるためにお金をつかうこと、おぼえはじめたみたいです。
もう大人だから。
わるくないです。
とてもいいです。







今週のお題今年買ってよかったもの