はかどるポテチ

わたしの頭はわるくなるいっぽうで人につうじる文章をかこうとしたらこんなブログの一記事にも数時間かかってしまうしまつでこの指先からことばがつらつら出てきてキーボードたたく指がもつれてしまう感覚はもうずっと味わっていなくてそれがつらくてつらくて指キーボードからはなれがち。でもわたし人につうじる文章じゃなくても今日はどこへ行きましたあれをしましたこれを食べましただけでもむりやりにでも打たないとだめになるみたい一日いちにちぼけていくみたいだから打ちますあれをしましたこれを食べました。

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宗方姉妹 [DVD]

宗方姉妹 [DVD]

カルメン故郷に帰る [DVD]

カルメン故郷に帰る [DVD]

これらを観ました。

ここ2週間ほど休みの日がなかなか多くてかつ遠出をするような気力もたりていなかったのでツタヤに行ってDVD五本千円を借りたりしている。そこが家であってもひとりであっても一時間以上ある映像作品を観るのわたしにはとっても疲れることで、その疲れぐあいっていうのは内容もあるけど内容濃くなくても映像にかかわっている人の多さや労力やエモさに当てられてしまうというか、ぐったりしてしまう、もちろんそれがよくて必要なんだけど、喰らってぐったりしたらいんだけど、つい逃げちゃう、iphoneいじっちゃうし一時停止すぐ押して寝はじめちゃう、おうちDVDはそれできちゃうからつい。だからもうDVD観るしかないって状況にじぶんを追いこまないと鑑賞まともにできない。カーテンしめて暗くした部屋のテレビ前にポテチとチョコと茶設置して正座、でDVD再生。これでなんとか一本集中して観れる。スナック菓子でテレビの前に自分を縛りつけておくイメージ。苦行みたい。

ぜんぶ高峰秀子なのは高峰秀子ブームがきているのすごいの、っても映画観たのは上の三本がはじめてで高峰秀子知ったのは随筆のほうで、ハワイ行くときに買ったこちらの本。

旅は道づれアロハ・ハワイ (中公文庫)

旅は道づれアロハ・ハワイ (中公文庫)

たまらない言葉をかくひとなんだなあ、もっと読みたいとなってこちらも。
わたしの渡世日記〈上〉 (新潮文庫)

わたしの渡世日記〈上〉 (新潮文庫)

わたしの渡世日記〈下〉 (新潮文庫)

わたしの渡世日記〈下〉 (新潮文庫)

すこぶる最高、どっぷりはまった。自伝調で本人の出た映画のタイトル/エピソードが出てくる出てくる、で気になって映画に苦手意識あるわたしもツタヤ走っちゃった。観てみたらカクゴしてた苦行ではまったくなくて、頭ガンガンする感じの喰らいかたはしなくって、ただただよかった、しみた、じわじわきてる。でも喰らった、浴びせられた感はまるでない。なんだろう映画、パンチがあって衝撃があるものだけがよいのだと思ってた、メッセージ性が全てだと思いこんでいた節あった。ぜんぜんちがうな。なんだこの押し付けがましくなさ。なのに身体の底に澱がのこる感じ。三本が三本とも。のこる澱はちがっても。すてきだったなあ。味をしめて入れ替わりにまた同時代の五本借りてきたのでおかしのまちおか行かなくちゃ。